Jリーグ第4節 浦和 対 大分

〇 浦和 1 − 0 大分


浦和 4戦 2勝1分1敗 勝ち点 7


今日はスタジアム観戦をして本当によかったと思える一日だった。
大分は昨年堅守を誇り、ナビスコのチャンピオンに輝いたチームである。
チーム再建中の浦和が堅守大分相手にどんなゲームをするのか、興味深く楽しみにしていた。
スタメン発表、事前に新聞もTVもネットも見ていなかった。
アレックスがスタメンの一員として、ウォーミングアップをしている。
ルーキーの山田直輝も入っている。
スタメン発表の際、”大分のメンバーってこんなんだっけ”と感じた。
ウェズレイがいない、高松もいない、デカモリシもいない。
その代わり、昨年ケガで出場できなかった家長がスタメン出場。
(写真はキックオフ1時間前の北側ゴール裏の様子)



ゲームは前半開始早々から浦和のペース、いい形で攻撃している。
前半は自分の位置した南側ゴール裏に向かって、浦和が攻撃してくる。
向かって左側からのコーナーキックをいつもの通り、ポンテが蹴る。
そして右コーナーキックのとき、当然ポンテが蹴ると思ったが、コーナーポストにやってきたのは、
背番号8のアレックスだった。
その後、ゴール左45度からのフリーキックのチャンス。
ポンテがボールのところに立っている。そこにアレックスが近づいてくる。
二人が一言二言言葉を交わして、なんとポンテがフリーキックをアレックスに譲ってしまった場面だ。
あの自信と実績のあるプロフェッショナル、ロブソン・ポンテがあっさりとフリーキックを譲った。
それほどアレックスが復調しているということなのだろうか。
それを証明するほど、アレックスはハイパフォーマンスな活躍を見せてくれた。
当然、ゲーム終了後のヒーローインタビューはアレックス。
ザルツブルグに出て、戻ってからケガに悩まされた昨年。
昨年末の契約更改のリリースでは、ネット上で”アレックスは浦和にいらない”とまで揶揄されてしまった。
しかし、今日の彼の強烈なインパクトは浦和サポの心に焼き付いたはずだ。


ルーキー山田直輝もよかった。
ゲームに出続けて、心身ともに成長すれば浦和の中心選手になる逸材だという印象付けた。


今日、南側ゴール裏中断の比較的見やすい位置で観戦した。
ちょうど後ろの席に中年男性の3人組が座り、ゲーム開始早々からたらふくアルコールを飲んでいたようだ。
ただでさえ声が大きいのだが、後半になるとゲームと直接関係ない話しで盛り上がっていた。
自分はそんな気にならなかったが、隣に座っていた中年のオバサンが、”静かにしてください”と注意していた。
酔っ払い相手に、”すげーッ”て感じた。


自分が気になったのは、その酔っ払い集団より自分の左右に後から座った20代?のオタクみたいな男二人。
ゲームの時は静かに見ていたが、ゲーム終了後、タオルマフラを掲げて、浦和サポで”We are Diamonds”を歌っているとき、
今日のゲームのウンチクを偉そうにいろいろ話している。
”気が散る奴らだ、静かにしろ!”と思いながら、勝利の余韻に酔うのは心半ば。
そういうウンチク野郎は南側でさえゴール裏に来ることは勘弁してほしい。


それはともかく楽しいスタジアム観戦だった。