第87回全国高等学校サッカー選手権大会 決勝


鹿児島城西 2 − 3 広島皆実


国立でスタジアム観戦。
義弟の家の近くの高校であり、広島皆実側ゴール裏で観戦。
キックオフ前にみぞれが降り出し、どうなることかと思ったが長くは続かなかった。


攻撃の鹿児島城西、堅守の広島皆実というイメージだったが、広島の方がいいサッカーだった。
前半、鹿児島は緊張していたのか、なかなか攻撃のスタイルを作れない。
一方、広島は伸び伸びとした展開で萎縮することなく、ボールが回る、回る。
サイドチェンジも何回もうまくいき、両サイドをえぐってチャンスを作る。
何回か得点機を逃し、鹿児島に数少ないチャンスを活かされ、先制点を取られる。
広島、臆することなく、直後同点に追いつく。


後半もそんなイメージだった。
鹿児島の大迫君がオフサイド?の判定に線審に詰め寄ろうとするなど、高校サッカーらしくない
場面もあったが、攻撃がうまくいかなかった証拠だろう。
最終場面、鹿児島の2回セットプレーがあったが、GKも参加。
帽子を落としての全力疾走に笑いを呼んでしまった。


特に印象のあった選手。(広島皆実
2番 村田君(サイド攻撃、よかった)
6番 宮下君(相手の攻撃の芽をつぶしていた)
4番 キャプテン 松岡君(大迫君のマークで、相手のチャンスを最小限にしていた)
9番 金島君(準決勝でこの大会初得点で流れを掴んだのだろう。本日2得点)


”いきものかがり”の歌もよかった。
広島皆実のゴール裏にも関わらず、後半鹿児島城西のゴールが目の前に入ったとき、
拍手をする人が多く、びっくり。
(Jのゴール裏とは違うということだろう)


それにしてもいいゲームだった。
国立の決勝の場面でも、自分たちのサッカーができた広島皆実の好守に軍配ありということだろう。