佐渡裕
DVDを先週の日曜と本日、自宅で観た。
トランス状態に近い感動をすることができた。
特にキワモノはワーグナーの歌劇「タンホイザー」序曲だ。
今日も何回、鳥肌が立ったことか!
音楽自体は聞いたことはあるが、リハ風景、練習風景を交えて作っていく場面を見ると曲の難しさを実感する。
DVDの中で佐渡曰く、”ウィーンフィルの連中だってこの曲をやるときはしっかり練習しなければならない曲だ”と。
インタビューの中で、”エクスタシー”とか”エロス”という言葉が何回か出る。
まさに人の心の中でうごめく抑制しようという部分、それが開放されようとする部分、
それらをオーケストラがどう表現していくかが、”タンホイザー序曲”のポイントなのだろう。
それにしても、何が彼の魅力なのだろうか。
人間的な魅力か、ほとばしる汗、熱い情熱なのか。
オーケストラと音楽を創る過程で何が人の心を動かすのだろうか。
そんなことを考えながら、これからも彼の音楽を追いかけてみたい。
amazonでみつからなかったので、一応記録だけ・・・