エジミウソン、ハットトリック!!
Jリーグ第32節 浦和 対 磐田
〇 浦和 3 − 2 磐田 ●
浦和 32戦 16勝 4分12敗 勝ち点 52
劇的な結末だった。
こんな興奮するのは久しぶりかもしれない。
前半先制するも、後半ややダラダラした流れで、磐田の前田に2得点。
”もしかすると”という思いにかられる中で、細貝に代えて山田暢久を投入。
その後、ケガの啓太に代えて、エスクデロ・セルヒオ。
田中達也は以前のスタイルを変え、右サイドから攻撃やボールを供給する。
高原も必死に走っている。
移籍が報道されている闘莉王の顔色が心なしか暗い。
それでも、何とかしたいとシュートを繰り返し打つが、ゴールマウスに弾かれる。
そんなことが何回続いたのだろうか。
今の浦和を象徴しているシーンが続いている。
後半ロスタイム、最後のプレー。
やや左からポンテのフリーキック。
磐田の選手に当たり、ボールが流れたところをエジミウソンの渾身のシュートがネットに突き刺さる。
エジミウソンとエスクデロが北側のクルヴァに向かって、胸のエンブレムを握り、喜びを表現する。
今の浦和は、来期に向けた思惑の中で混沌としている。
疑心暗鬼のところもあるだろう。
それでも前を向いて、ゲームをしている。
あと2ゲーム、何とか乗り越えてほしい。