鈴木啓太

年末を控えて、自分の身の回りを掃除した。
取っておいた古い新聞を見たり、スクラップブックに貼り付けようとして
切り抜いた新聞記事をたくさん見つけた。
その中に昨年3月、日本経済新聞の夕刊に3日間掲載された鈴木啓太の特集記事があった。
執筆は以前ここでも紹介したことがある吉田誠一記者。
”駆ける魂”という表題である。
それぞれの日ごとに大見出しがついている。


  計画通りいかないのが人生 心の中に何か財産は残る


  厚い信頼でチームを統率 危機を察知、高度な判断力


  プレーの「理屈」を探求 オフトの思想 根底に


昨年までは浦和でも代表でも、まばゆいばかりに輝いていた啓太がそこから読み取れる。
一番悔しいのは本人だと思う。
来年はあの輝きを取り戻してほしい。