”負けたら、シベリア!”


昨日6日、Jリーグの日程が発表された。
手帳に浦和の試合スケジュールを毎年同じように記入した。
途中で、”あっ”と手が止まったところがある。


22節 8月15日(土)ガンバ大阪 万博


2年前のシーズン、2007年8月15日に同じ万博でガンバ大阪対浦和が開催された。
広島からの帰省を自分だけ1日繰り上げて、大阪に立ち寄り、このゲームを観戦した。
2007シーズンは、そのゲームまでガンバが首位、浦和が2位。
”ガンバが今シーズンは突っ走るんだ”という感じがスタジアムを覆っていたような気がする。
浦和ゴール裏で観戦していたが、遠藤がいい位置からペナルティキックを放つ場面が二回位あった。
しかし、得点には結びつかず、後半、永井雄一郎のゴールで浦和が勝利した印象深いゲームだった。


ゲームが終わり、浦和のサポーターが、”負けたら、シベリア!”と叫んでいた。
正直、その時は何を言っているのか、わからなかった。


その後、わかったことだが、ガンバ大阪ゴール裏の弾幕に、”負けたら、シベリア送りだ”というのがあったそうだ。
ガンバサポが選手に対して、”浦和に負けたら、シベリア送りにするぞ!”というような意味なのだろう。
たぶん終戦記念日にかけた弾幕を作ったのだろう。
当然、不謹慎だという意見が、ネット上にたくさんあったような気がする。
自分は目が悪いので、そんな弾幕が掲げられていることすら知らなかった。
それを野次る形で、ゲームを勝利で終えた浦和サポが、”負けたら、シベリア!”とコールしたのだろう。
そのゲームを機に2007シーズン、ガンバは失速してしまった。


今年は同じ8月15日、ACLチャンピオンガンバに、浦和がどう挑むのだろうか。
楽しみだ。


http://blogs.yahoo.co.jp/desperado040602/48884169.html