ほうろく灸
以前訪問した際、土用の丑の日に”ほうろく灸供養”があると書いてあった。
ネットで調べてもあまりよくわからなかった。
頭に皿を乗せて、お灸をする・・・・?
ちょうど日曜であり、行ってみようと妻と出かけてみた。
着いたのは13時頃、檀家さんたちが中心になってやっているらしい。
ほうろく灸のお願いをしたら、団扇と79番と80番の札を渡された。
最初に別室でお茶とお菓子をいただき、再び本堂へ。
時間が長くなりそうだったので、自分は最初からあぐら座り。
陶器の大きい皿に百草(もぐさ)が乗せられて、お坊さんがお参りと同時に檀家さんが火をつけてくれた。
最初は何のことはなかったが、次第に頭のてっぺんが焼けてくる。
ちょうどつむじのところ?、ツボに当てていたが、だんだん我慢ができなくなる位になる。
厚手のハンカチを載せて、その上に皿を乗せる。
少しするとまたジリジリしてくる。
そんなこんなしているうちに、だんだん冷めてきたら、終了。
ほうろく灸(きゅう)とは・・・
夏場の無病息災を願うため、頭の上にほうろく皿を逆にかぶり、親指大のもぐさに火をつける。
灸の熱が頭のツボを刺激し、夏バテや頭痛の解消に効果があるとされるとのこと。
珍しい体験をした。
妻がイラストを書いたので、ちょっと拝借。