天王山


明日、大相撲一月場所十二日目。
千昇の対戦相手は序二段西二十枚目、阿武松部屋の寺下。
この力士、只者ではないと感じる。
年令は千昇とほぼ同じ。
19年3月、初土俵
それからとんとん拍子で序の口、三段目と優勝を重ね、幕下へ。
20年9月場所、幕下39枚目で4連勝で勝ち越しを決めておきながら、
5番目の相撲で大ケガをした。
千昇と同じようなケガだったらしい。


それから苦節一年。
昨年の九月場所序の口、6休のあと7番目の相撲から土俵に復帰。
十一月場所、全勝で序の口優勝。
そして、今場所も全勝。
要するに復帰後、白星しかない力士だ。
写真があったので、載せておく。




千昇は3場所休んで復帰したのだから、5場所丸々休んだ寺下はもっと重症だったのだろう。
お互い、辛い思いを積み重ねての復帰。
そして明日、連勝街道でぶつかるこの運命。


6番目、相手に不足はない。
意地でも千昇に勝ってほしい。
ガンバレ!!