目黄不動 最勝寺


1月23日訪問。
このお寺は3回目の訪問だった。
1月18日から7日間、断食をしながら一日3回の護摩修行を行なう
21箇座断食護摩修行という行事が行なわれている最中だった。
この修行が始まり、6日目の2回目10時からの護摩に参加。


あの時間、言葉では表現できない無二の感動を得ることができた。
行者さんを中心にすべての方が一体となり、これが修行という実感なのだろうか。
あれほど凛とした空気、真剣な思いに包まれた雰囲気は今まで経験がないかもしれない。
当然、確信的なものは何もない。
目を閉じ、御真言を何十回となく唱え、耳を澄ます。
いろいろなことが思い浮かぶ。
護摩の火が燃えるパチパチと聞こえる音が自分の邪念を焼き消しているような感じだ。


不動堂の中、一面に護摩紫煙が立ち込める。
どこのお不動様でも体験したことがない神秘的な風景を醸し出している。
素晴らしい体験をさせていただいた。
外に出ると、冬の青い空を一段と美しく感じることができた。