番付表


今日、自宅に千昇さんから封書が届いた。
妻からメールで、”開けていい?”って、聞いてきた。
”OK”と回答すると、予想通り番付表だった。


わざわざ送ってくれたようだ。
自分は初めて番付表を手に取り、眺めることになった。
薄い大きめの紙に、びっしり力士名をはじめ、呼び出しさんや行司さん、
審判部や親方衆の名前がかかれている。


千昇は、二段目の左側に書かれていた。
大きめな字ですぐに見つけることができた。
階級が下がるに従い、字が小さくなっている。
力士はみな少しでも自分の四股名が上の方に書かれるようにがんばるのだろう。
そんな思いがこもっている番付表だ。