ナビスコカップ決勝 FC東京 対 川崎フロンターレ


〇 FC東京 2  −  川崎  0 


米本 22分
平山 59分


スタジアム観戦をしてもいいかなと思って、チケット発売日の昼前にチケットぴあを確認したが、もう売り切れていた。
昨晩の木枯らし1号が吹き荒れたが、今日は一転秋の快晴。
ゲバ評では圧倒的に川崎優勢。
FC東京がどこまで川崎にプレッシャーを与えられるかが課題の一戦。


前半15分位まではイーブンの展開。
川崎が攻め立て、ビッグチャンスが連続するが得点にならない。
ジュニーニョレナチーニョ、チョンテセの厚い攻撃陣が手を変え、品を変え、攻め立ててくる。
そんな川崎がチャンスを逃した直後、FC東京が逆襲。
川崎のGK川島はシュートが来ることを予期していなかったのだろう。
東京のニューヒーロー賞18才の米本のシュートが川島の手を弾いて、ゴールネットに吸い込まれていく。
先制点を取ることによって、徐々にFC東京のペースになっていく。
いつでも得点できると過信していたのだろうか、その後、決定的なチャンスが少なくなる川崎。


後半もFC東京のペースだったと感じる。
そして、勝利の女神を引き寄せた平山のヘッドの2点目。
その後は守りを固めて、川崎の攻撃を跳ね返す。
攻めるだけ攻めさせて、キッチリ守りをするFC東京。
川崎は結局完封されてしまった。
東京のGK、権田は勇気を持って守り通した影のMVPだと感じる。


多摩川クラシコ”という名称がいいかはわからないが、いいゲームだった。
石川直は出場できなかったが、キッチリとタイトルを取るところが素晴らしい。
徳永も羽生も今野もいい顔をしていた。
ケガあがりの長友も途中出場で活躍している。
次の日曜、味スタで浦和を迎えるが、気分は上々だろう。
浦和の苦戦が予想される。