屈辱・・・


Jリーグ第34節  浦和  対  鹿島


●  浦和  0  −  1  鹿島  〇       


浦和  34戦  16勝 4分14敗  勝ち点 52  6位       


埼玉スタジアム2002、南側ゴール裏中段で観戦。
到着したときは曇り空だった。
選手がピッチに入り、ウォーミングアップを始めた頃から冷たい雨が降り出した。
浦和は山田直輝、原口、達也、暢久が先発で、ポンテ、高原がサブ。
サポーターは、”ウォーリアー”からスタートして気持ちが昂ぶる。
”アレ浦和”、そして、久々に聞く”Pride of Urawa"
このゲームで浦和のプライドを見せてくれという意志だろう。


前半から浦和の立ち上がりはよかった。
積極的に攻めたが、得点を決めることができない。
一方、鹿島、立ち上がりは浦和の攻撃をがっちり受け止めた形となった。
前半中盤、中田浩二に得点を決められたかと思ったが、幸いオフサイド
その後も鹿島の方が得点のチャンスが多かったように感じる。
浦和も守りきった前半だった。


後半も浦和は悪くはない。
いつもより強い気持ちで闘っているのがわかる。
何とか王者鹿島に喰らいつき、勝ちたいという気持ちが見えている。
いいゲームだ。
ただそれを90分常に継続するということが難しいのだろう。
鹿島、右サイド内田からのクロス。
興梠とマルキーニョスがゴール前に走りこんでいた。
浦和の選手も二人位、きっちりとついていたが、最後の場面で振り切られる。
鹿島の選手にボールが合う、ゴールネットが揺らされる。


得点をされた後、高原、ポンテ、セルヒオを投入するも打開できず。
鹿島の勝利を見せられただけではなかった。
リーグチャンピオンの表彰式を埼玉スタジアムで開催させることになってしまった。
こんな屈辱はない。
浦和サポーターも黙って、見守るしかない現実。
ゲームだけでなく、Jリーグ1年の結果の明暗がはっきりと映し出される。
こんな悔しい思いを積み重ねて、チームは強くなると思いたい。


写真は表彰式の時のもの。