名門がまとう空気


     ・・・練習場やクラブがまとう空気がそこが名門かどうかを物語る。
     11月に練習試合で鹿島に出向いたとき、僕もそんなことを感じた。
     スタメンから外れた選手による試合でも、鹿島の面々の「試合に出
     たい」というハングリーさは、同じ練習試合をした浦和とは違って
     いた。・・・


これは今朝の日経新聞朝刊、三浦知良のコラムの一節。
チャンピオンになった鹿島の話題とその対比として浦和が引き合いに出された。
今年は鹿島をしのぐ厳しさを浦和は持てなかったというひとつの象徴だろう。
何があったかは別にして、そう思わせる空気が漂っていたのか。
残念だが仕方がない。


鹿島の表彰式を目の当たりにした悔しさは自分でも感じるのだから、
選手は半端ない屈辱が心に焼きついただろう。
浦和は火曜日を最後にシーズンオフに突入した。
来年の飛躍のために心と身体をゆっくり休め、今年の反省をしてほしい。
選手もチームも・・・。