白鵬


横綱白鵬の涙には何物にも代えがたい重みを感じた。
ライバルとはいえ、当人同士しか分かり得ない絆があったということだろう。
朝青龍に不足したものを白鵬が補い、さらに強い大横綱になる予感がする。




それにしても高砂親方には笑ってしまう。

すべての元凶は”そこが原因”と思わせてしまうような記者会見だった。
朝青龍の堂々とした態度、振る舞い、受け答えと比べて、
親方は極めて陳腐な存在感だったように感じる。
案の定、二階級降格という結末になってしまった。
管理職ではあるが、ある種の”困ったちゃん”なのだろう。