一年前

ちょうど一年前の今頃だろうか。妻と家探しを始めたような気がする。
ここ、現在の住まいは6階建てのマンション。平成6年の春に購入して、引越しをしてきた。
4階に住んでいるのだが、南にバルコニーがあり、夏は比較的涼しく、冬は暖かい。見晴らしもよく、
非常に気に入っている。しかし、住んで10年以上が過ぎて、家族(といっても子供だが)が増えて、
成長とともに大きくなった。そして、モノが非常に増えてしまった。
正直、いる場所がない位、狭い状態が続いている。
そんな日常のため、いつしか一戸建てに住んでみたい、引越したいという願望が芽生えてきたような気がする。
昨年の夏、初めて近所のスーパーにテナントとして入っている不動産屋に行き、販売図面を見て、
話しを聞き、近所の建売住宅を見学に行った。”やはり、一戸建てはいい!!”という感想。
お決まりの如く、資金計画を勧められ、話しは続く。
そして、現実の世界に戻ってしまう。吐き気を催すような気分に陥ってしまったのである。
マンションの残債は金額もハッキリしないくらい莫大に残り、マンションの価値はその数分の1程度
しかないという現実。
そのため、一戸建てに住むには、「家を買うお金」プラス「マンションの残債」という末恐ろしい現実が
見えてしまったのだ。”ゲンナリ”という気分が夫婦の間に蔓延してしまった。
そんな時間を乗り越え、現在、土地を購入して、大工さんに注文住宅を建ててもらっている。
建築中の家の記録も日記に記録していきたいが、それまでの経過やその時々の思いも残していきたい。
写真も載せていきたいが、新型携帯のカメラも使いこなせない為、徐々にと考えている。